RWC2019

W杯初戦・南ア戦 南ア生まれBK松島「知っている選手がいっぱいいるので楽しみ」

2015.9.17 20:46

スピードとステップワークを兼ね備えた万能BKである松島幸太朗(サントリーサンゴリアス)。ラグビー日本代表のメンバーの中で、9月19日の南アフリカ戦を心待ちにしている選手だろう。11番を背負い、先発としてブライトンのピッチに立つ。

1993年2月にジンバブエ人の父(故人)と日本人の母の間に、南アフリカで生まれる。その後、日本で育ったが、中学1年時の時1年間、再び南アフリカで暮らし、その時にラグビーを始めた。高校は桐蔭学園(神奈川)に進学、2010年度の花園(全国高校ラグビー大会)で優勝。卒業後は、日本の大学に進学せず、南アフリカで、スーパーラグビーのシャークスの育成組織(アカデミー)で研鑽を積み、U20南アフリカ代表候補にも選出。2013年には日本代表に選出され、サントリーに加入。2014年には初キャップを獲得、2015年にはスーパーラグビーのワラタス(オーストラリア)でプレーするなど、もっとも伸び盛りの選手でもある。

――今の心境は。

松島 チームの雰囲気は良いですし、体調は良いですし、リラックスはできています。

――ワールドカップの初戦は南アフリカと対戦します。

松島 第一に楽しみ、ですね。強いチームと対戦する機会はそんなにないのでワクワクしています。サントリーのチームメイトが2人(FL/NO8スカルク・バーガー、SHフーリー・デュプレア)がいて、(シャークスの)アカデミー時代にプレーしたことがあるSOハンドレ・ポラード、CTBジェシー・クリエルがいて、シャークスで一緒に練習していたSOパット・ランビーらがいる。知っている選手がいっぱいいる中でプレーできるのは楽しみです。

――南アフリカの印象は?

松島 FWとBKともにフィジカルなので、低く対処できればいい。大きな相手に速いラグビーができるかがキーポイントです。あと日本が得意としている「アグレッシブアタッキングラグビー」を出していきたい。自分たちのアタックを80分間、やり通すのは難しいと思うけど、相手が疲れたところで畳みかけたい。

――最近はCTBよりWTBとしてプレーする機会が多いです。

松島 個人的には密集地帯でもステップワークで抜ける自信があるので、そういう状況ではゲインラインを切っていきたい。またWTBとしてプレーしたときは、自分のスピードや特徴をどんどん出していきたいですね。今のところ練習中でも良いプレーができているので、試合でも出せるかどうか。自分からどんどんボールをもらいにいきたい。

――大きな対戦相手にどう戦っていくか? 日本も疲弊してしまうのでは?

松島 やっぱり相手はフィジカルが強く、高い姿勢が好きで、低いタックルが慣れていないと思う。それをチームとしてどんどん出していって、南アフリカが日本にプレッシャーをかけられなくなったら、自分たちからしかけていきたい。

記事提供者:斉藤健仁