RWC2019

W杯本番前の最後の試合、日本はジョージアに13-10で逆転勝利!

2015.9.17 20:45

9月5日、ラグビー日本代表は、イングランド・グロスターにあるキングスホルム・スタジアムでジョージア(旧名・グルジア)代表は、19日に初戦を迎えるワールドカップ本番前最後のテストマッチを行った。なお、このスタジアムはワールドカップ予選プールの第2戦目(9月23日)のスコットランド代表戦と、第4戦目(10月11日)のアメリカ代表戦を行う、まさにそのスタジアムである。

ジョージア代表は、FWにはフランスでプレーしている選手が多く、世界的に見てもスクラム・モールが強い国として名高い。日本代表は3年前は僅差で勝ったが、スクラムは明らかに劣勢だった。昨年11月にもアウェイで対戦、スクラムで反則をしてしまい、ゴール前のモールを組まれるという、相手の得意の展開に持ち込まれ、24-35で敗戦していた。

その再戦となるのが、今回の試合だった。「FW勝負になると思っていた」。そう語るのは日本代表最多キャップのLO大野均だった。その通り、試合開始早々、いきなりモールを組んで相手を押し込む。スクラムでは反則は取られたものの、相手を押し切ったことさえあった。接点でも互角に戦い、試合はクロスゲームとなる。

6-10と4点差で迎えた後半37分、日本代表は相手ゴール前からモールを形成し、最後は、9ヶ月ぶりに出場したNO8アマナキ・レレイ・マフィがボールを押さえて、FB五郎丸歩副将がゴールも決めて13-10で逆転し、試合はそのままノーサイドを迎えた。 「(トライの瞬間は)最高でした。最後には絶対勝つと信じながらプレーをして、それを実現することができた」(マフィ)

この9ヶ月、この再戦に向けてセットプレーを強化してきたFW陣は「自信になった」と口を揃えた。FWコーチのスティーブ・ボーズウィックも「誰が日代表がジョージア代表からモールでトライを取ると思っていたでしょうか?」と選手たちを称えた。

また日本代表を率いるエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)も「タフなセットピースバトルを想定していました。昨年の敗戦では、スクラムで耐えられなかったしモールも苦戦した。けれど今日はイーブンのときも、勝てていたときもあった」とセットプレーの成長に目を細めた。

ジョージア代表とFWが互角に戦えたことは、セットプレーの強い南アフリカ代表、スコットランド代表と対戦するワールドカップを見据え、素晴らしい予行練習となったことは間違いない。しかも、ワールドカップが2試合行われるスタジアムで、しかも3連勝を達成して本番に臨めるということは、チームにとっても大きな弾みとなる。

記事提供者:K.S