RWC2019

日本代表が準々決勝南ア戦メンバー発表!NO8マフィ、原点の背番号20で最高のプレー誓う

2019.10.18 18:00

10月20日(日)に行われるラグビーワールドカップ準々決勝、南アフリカ戦の2日前を迎えた日本代表は、登録メンバー23名を発表した(下記参照)。記者会見ではジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)が名前を読み上げ、選考の変化や意図について語った。

13日(日)のスコットランド戦からは先発1名のみ、リザーブは3名の変更があった。

ジョセフHCはその理由をこのように説明した。

「(FBウィリアム・)トゥポウがスコットランド戦で(脳しんとうとなり)HIA(ヘッド・インジュリー・アセスメント)で、メディカルの許可が通らず選考しなかった。そこで(FBには)山中を入れてレメキを控えにした。

(LOにヘル)ウヴェではなくヴィンピーを入れて、(バックローに)ツイ ヘンドリックではなくナキ(アマナキ・レレィ・マフィ)を入れたのは、フィジカルで圧がかかるのを想定してのこと。彼らはそのような試合で実力を発揮した実績がある」

また、初の準決勝、初の大会5試合目を迎える選手たちの成長については、「選手が自分たちでチームを引っ張っている。互いの役割をフィールドで2、3人集まって話し合っている姿を見ると、一丸となって成長していることがわかる」と目を細め、「コーチとして懸念しているのはピークを早めに迎えないこと。日曜日(20日)に爆発して欲しい」と強い期待を込めた。

アイルランド戦の前半30分で負傷交替し、サモア戦とスコットランド戦は欠場したNO8アマナキ・レレィ・マフィはリザーブ入りし、ベンチで実戦復帰の瞬間を待つ。前回ワールドカップでも南アにつながるフリカ戦で途中出場し、決勝トライにつながるラストパスを放つなど勝利に貢献したマフィは、今大会初めて会見に出席。まずは負傷の経緯について説明した。

「メディカルスタッフが選手たちを守ってくれた。せっかく(ケガが)治ったからもう一回(チャレンジしたい)。アイルランド戦は30分しか出ていないけど、最後に勝ち越して(みんなの)パフォーマンスがうれしかったし、もう痛みはなかった。

また、復帰を先発で飾ることができなかったことについては、

「(先発NO8の)姫野は素晴らしい。『ONE TEAM』だから応援しないといけない。誰が出ても応援する。(自分は)インパクトプレーヤーとして後半からみんなを引っ張って、最高の形で決める」

そして最後に、南アフリカ戦に向けての意気込みを晴れやかな表情で語った。

「(NTTコミュニケーションズで)2014年に初めてプロになったとき(8月23日の宗像サニックス戦で)20番をつけた。日本代表のマオリ・オールブラックス戦(同年11月1日の1戦目)も南アフリカ戦(2015年の前回ワールドカップ)も20番だったから、好きな番号。久しぶりの試合なので絶対に結果を出したい。今までやったことのないパフォーマンスを見せたい」

日本が世界に誇る“フィジカルモンスター”は、自身の原点である20番を背負って再び南アフリカに立ち向かう。

 

◆日本代表 南アフリカ戦予定メンバー

☆=2015年W杯メンバー ◎=リーダーグループ

 

1/稲垣 啓太(パナソニック・33キャップ) ☆◎

2/堀江 翔太(パナソニック・65キャップ)

3/具 智元(Honda・12キャップ)

4/トンプソン ルーク(近鉄・70キャップ) ☆

5/ジェームス・ムーア(宗像サニックス・7キャップ)

6/リーチ マイケル(東芝・67キャップ) ◎ ※キャプテン

7/ピーター・ラブスカフニ(クボタ・7キャップ) ◎

8/姫野和樹(トヨタ自動車・16キャップ) ☆

9/流 大(サントリー・23キャップ) ◎

10/田村 優(キヤノン・62キャップ) ☆◎

11/福岡 堅樹(パナソニック・37キャップ)

12/中村 亮土(サントリー・23キャップ) ◎

13/ラファエレ ティモシー(神戸製鋼・22キャップ) ◎

14/松島 幸太朗(サントリー・38キャップ) ☆◎

15/山中 亮平(神戸製鋼・17キャップ)

リザーブ

16/坂手 淳史(パナソニック・20キャップ)

17/中島 イシレリ(神戸製鋼・7キャップ)

18/ヴァル アサエリ愛(パナソニック・13キャップ)

19/ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ・15キャップ)

20/アマナキ・レレィ・マフィ(NTTコミュニケーションズ・26キャップ) ☆◎

21/田中 史朗(キヤノン・74キャップ) ☆◎

22/松田 力也(パナソニック・23キャップ)

23/レメキ ロマノ ラヴァ(Honda・14キャップ)

この記事を書いたひと

齋藤 龍太郎RYUTARO SAITO

編集プロダクション(株)楕円銀河代表。日本と世界のラグビーの“今”を自らの足で取材し日々情報発信しているWeb媒体・紙媒体、「ラグビー∞アンリミテッド」を運営。編集者兼ライター、時々フォトグラファーとしてラグビーのみならず幅広いジャンル、また様々なメディアで活動中。