RWC2019

日本代表、W杯で着用する新ジャージ発表!「兜」の前立てをモチーフにしたV字で力強さを象徴

2019.7.4 18:00

7月4日(木)、都内で、いよいよ「ブレイブブロッサムズ(勇敢な桜の戦士たち)」ことラグビー日本代表がラグビーワールドカップ2019で身を包む新ジャージが発表された。

もちろん、1997年からラグビー日本代表のオフィシャルサプライヤーを続けている、「株式会社カンタベリーオブニューオブニュージーランド」製である。日本代表がカンタベリー製のジャージでワールドカップに臨むのは6大会目となる。

この日、新しいジャージを着て登壇したのはキャプテンFL(フランカー)リーチ マイケル、HO(フッカー)堀江翔太、WTB(ウィング)福岡堅樹、FL/LOヴィンピー・ファンデルヴァルト、CTBラファエレ ティモシーだった。

5人はスモークとともに新ジャージを着て、登場した。新ジャージのデザインコンセプトは「兜:KABUTO」である。

「V字」にも見える鋭角のラインは、兜の前立てをモチーフにし、日本の”武士道の精神”とともに世界に立ち向かう誇りと、勝利への意気込みが込められた。当然、日本代表の象徴である伝統的な「赤×白の段柄」を基調に、富士山のご来光を表現したサンライズゴールドのアクセントを加え、全体的に「力・ならわし・演技」を意味する和柄の吉祥文様をあしらい日本の文化を強調した

袖、脇下、肩に伸縮性の異なる3つの素材を使用し、計4種類の異素材によるハイブリッドジャージとなった。また今回の新ジャージからフロントロー用、セカンドロー・バックロー用、バックス用と3種類のジャージが作られた。ショーツもポジション別に3つ、ストッキングは初めて2本指となった。

フロント用にはスクラム時の滑り止めが肩につけられ、胸の部分にも負担をかけないシルエットになった。セカンドロー・サードロー用は耐久性やホールド感などのバランスを取った。バックス用は軽量で相手につかまれにくい絶妙なストレッチバランスを実現したという。

日本代表の象徴である桜のエンブレムも史上初めて立体化(3D化)し、選手の誇りを際立てた。糸から生地、加工、縫製にいたるまですべてが「メイドインジャパン」にこだわったという。そして2015年のジャージと比べると、耐久性、運動性、速乾性は向上し、より軽くなった。耐久性はFWが9%アップし、BKは8%アップ。運動性はFWが43%。BKは41%向上。速乾性はFWが17%、BKは37%よくなり、汗によるべたつき軽減もFWは31%、BKは28%向上した。そしてFWは12%、BKは7%軽くなった。

またジャージの胸には、滑り止めをつけて、抱えたボールを持ちやすくノックオンの発生を防ぐ。新ジャージではFW用はドライ環境で150%、ウェット環境で250%、BK用はドライ環境で140%アップ、ウェット環境で240%アップした。

キャプテンのFL(フランカー)リーチ マイケルは「日本の文化のデザインが入って、チームのカルチャーにつないでいきたい。4年間かけていろんな要望していた。(スクラムのところで)肩のところが滑らないように、脇のところちょっと伸びるように言いました。(そこを実現してくれたので)気に入っています。PNC(パシフィックネーションズ・カップ)から着ることになりますが、この(新しい)ジャージを着て結果を出したい。楽しみです!」と意気込んだ。

HO(フッカー)堀江翔太は「こういう新しいジャージ発表会があると、いよいよワールドカップだという気がします。タイトですが、いいルーズ感です。いいジャージであっても価値上げるのは選手の役目なので、きつい練習している中で、自分たちの目指すところにたどり着きたい」と先を見据えた。

WTB福岡堅樹は「本当にすごくいいジャージが出来上がったんじゃないかと思います。BKとしてほしい、捕まりにくい、動きやすさを重視する中でフィット感を求めた。両立難しいことを話したのですが、それを実現してくれた。特にWTBとしては、本当に一瞬のところで、ジャージに指がかかるかどうかが分け目になるので、このかかりにくさはいい方向にいくと思います」と、新ジャージのできに満足した様子を見せた。

ラグビー日本代表は、9月20日から開幕するラグビーワールドカップでも今回の新ジャージを着用するが、お披露目は7月27日(土)の「リポビタンDチャレンジカップ パシフィックネーションズ2019日本ラウンド」第1戦のフィジー代表戦(岩手・釜石鵜住居復興スタジアム、14:50キックオフ)からとなる。

なお今回の新ジャージのレプリカジャージは、7月10日から全国のカンタベリーショップなどで販売を開始される。レプリカジャージを購入された方に先着で、30,000本の限定タオルマフラーがプレゼントされるという。